吉田 一男

名前 吉田 一男
部署・役職 社長
出身地 茨城県 稲敷市
血液型 AB型
自分を動物に
例えると?
仕事に追われるネズミ
私の好きなコト
・モノ・トコロ
仕事、お酒、スポーツ自転車歴7年目
ひとこと 断熱・気密を正直に施工しているところはどこにもいないよ。
断熱気密の手抜き「ウソ」はゼッタイにやってはならない…
そんな話をしたら
北海道出身のドラール「平野さん」からメールが届いた。
1980年に起こった「ナミダダケ事件」をもう一度…

"ナミダダケ事件とは"

北海道で新築3年目の住宅にナミダダケというキノコが発生して、床が落ちるという事件です。新築住宅の床がたった3年で落ちたという信じられない事件ですが、断熱材の内部結露でキノコが生え、そのキノコにセルローズを溶かす作用があったのです。

この事件は「省エネ基準」に問題があったということではないものの、「水蒸気や結露の問題について理解できずに、熱損失(熱貫流)の少ない住宅に関する対策、つまり、厚い断熱材層を外壁や、屋根、床に設置するということだけを十数年来、北海道の住宅省エネ対策として指導してきたという国家の重大な過失ではないか?」という当時の批判があったことを思い出します。

キノコで床が抜けるというショッキングな原因だからか社会的にも大変話題になりましたが、実際は、内装表面に生えたキノコだではなく壁の中の内部結露で発生したカビも大きな問題でした。

「キノコは床根太や土台に影響していましたが、カビは人体の健康への影響が大きく、ぜんそくやアトピーの原因となることで、もっと深刻な問題に繋がることが分かったのです。」
そこで、この結露対策については、断熱材だけでなく、現在の北海道では異常とも思える防湿層に関する施工が行われています。

つまり断熱材を厚くして省エネ化するのであれば、あわせて防露対策やすきま風対策など十分に考慮する必要があるということなのです。

寒冷地ならずとも断熱材の隙間を問わなかったら?

どこもやっていない、どこもやれない「省エネ技術研修」気密施工マニアルのように
関東はこの貴重な経験がいまだに生かされていません。
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